対策授業の内容
育秀会の通常授業(数学)は学校の先取り授業となっており、すでに一次関数という単元まで終えています。
この一次関数という単元は、神奈川県立入試で頻出の単元となっているため、今回の模試対策授業に取り入れました。
今回の対策授業内容はこちら。
単元 | 分野 |
一次関数とグラフ | 関数 |
連立方程式の応用問題 | 方程式 |
今回の単元選定は、塾生の前回の模試の結果から考えて決めています。
前回の模試では、連立方程式の応用問題と関数(比例・反比例)の問題が取れていなかったため、ここが伸び代(今後の得点上昇に繋がる問題)となるわけです。
最初は計算問題も予定していましたが、前回の模試で問題なくできていたために省きました。
時々、「できているけどやっておかないと不安だから・・・。」と、そこに時間を使ってしまう生徒がいます。
しかし、時間は有限です。できていることに時間を割くよりも、できていないことに徹底的に時間をかける。
自分で勉強をする上でも、その辺の気持ちの切り替えができるようになることも大切です。
授業の空気感
模試対策授業の大半は、生徒が問題を解く時間に充てました。
まずはじっくり時間をかけて、自分で考えて解くことが大切。
育秀会は講師の解説はもちろん行っていますが、それよりも生徒が自分で考える時間を大切にしています。
そのため、授業はずっと静かです。生徒が集中できる空間であることは間違い無いです。
雑談は解説時に神奈川県立入試を絡めた話(雑談かどうかは微妙)を、あとは休憩時間に和気藹々と行うくらいです。
休憩が終わればまた集中空間に切り替わります。
生徒の声
生徒の課題と勉強法
今回取り扱った問題に関しては、問題なく解けていました。
前回模試で間違えてしまった問題も解き直しを行いましたが、しっかり解けていました。
では、なぜ前回の模試では解けなかったのか。
実は、前回の模試の直前にも対策は行い、傾向と対策はドンピシャだったのですが、その成果が発揮できず間違えてしまったのです。
もうわかりますよね。そう、練習と本番では全く感覚が違うということ。
普段できていることも、本番ではできなくなってしまうのです。
それは、
- 本番ならではの緊張感・空気感
- 見たこともない問題を見たときの焦り
- 問題の体裁の違い
など。
普段からこういった要素を取り入れて勉強に取り組むことが大切。
授業の演習中だけでなく確認テストや宿題などあらゆる勉強の場面で、いかに自分自身で本番を想定した練習ができるか。そして、それを繰り返せるか。
それが今後の課題であり、今後の勉強法の核の部分です。
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