公民は歴史と同じく、問を通しての知識確認でOK
公民は、基本的には歴史と同じ勉強法で良いと思っています。
問5もしくは問6の問題を通して解く中で知識の確認をしていき、それを6年分取り組んでいきましょう。
ただし、答え以外の選択肢は歴史と違い、別の事柄について説明したものではありません。
一つ一つの選択肢について、どの部分が間違った内容なのかを判断する問題ですので、一つの事柄に関して細かい知識を要求されます。
過去問の解説に、どの部分が間違った内容なのか、正しい内容はなにかについて書いてありますので、必ず確認しましょう。
そして、過去問解説を確認したらこれまで使ってきたテキストの確認もしていきましょう。
記述問題に強くなる方法
記述問題は問題数が減ったとはいえ、ライバルと差をつけるためには是非とも正解しておきたい問題です。
ただ記述問題というだけで苦手意識を持ってしまい、対策を怠ってしまっていませんか?
もしくは、記述はどんな対策をしたら良いのかわからないという受験生もいると思います。
基本的な国語力(読解力と要約力)があれば、汎用性のある記述対策になると思います。
そのポイントを説明していきましょう。
用語を答える練習をしても力はつかない
これまでの歴史や公民の勉強はどのようにしてきましたか?
ほとんどの受験生が、問題を読んでその答え(用語)を答える勉強だったのではないでしょうか。
しかし、それはあまり効果的な勉強法とは言えません。
用語を説明する練習が効果絶大
これまで、歴史や公民の勉強をしてきた中で、どれだけ過去問解説をじっくり読んできましたか?
字が細かすぎて長い文章は嫌だとよく読まずに、答えや正誤を分けるポイントの部分しか目を通していないとしたら、それは非常にもったいないことです。
これまでも説明してきたように、過去問解説は選択肢の内容一つ一つについて簡単にではありますが説明を記載してくれています。
しかし、中には具体的な解説をしてくれている部分もあります。そういったちょっと長い文章で詳しく説明してくれているものについて、自分で説明できるようにする練習をしてみて下さい。
歴史や公民の勉強で一番効果の高い勉強法は、問題の答え(用語)を答える練習をすることではなく用語について説明する練習をすることです。
入試本番までに10点は伸ばせる
地理は情報整理力、歴史と公民は暗記力が必要不可欠の分野です。
夏期講習会で基礎知識を身につけた後は、入試用の勉強法で特訓するだけ。
これからいくらでも伸ばすことができます。
藤沢市辻堂の塾 育秀会
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