今の時期、中学1年生は一般動詞の過去形を、中学2年生は受動態という文法を学んでいる時期です。
必然的に不規則変化動詞の過去形や過去分詞を覚えることになります。
特に塾に通っている中学生は、毎週のように英単語や英熟語の確認テストなどがあると思いますが、「どうやって覚えたらいいの?」と悩んでいる中学生もいると思います。
ひたすら10回も20回も書いて練習すれば良いのかというと、そうではありません。
中学レベルならそれでなんとかなるかもしれませんが、それでは効率が悪く高校生になってからその勉強法は通用しません。
一般的に高校受験で必要な英単語数は1200~1500程度。
大学受験になると、最低3000以上です。
目指す大学によっては5000以上、6000以上と、どんどん増えていきます。
今回は、高校受験に向けて英単語を覚える時に、意識して取り組んでほしい点を3点ご紹介します。
単語練習は絶対に発音から
単語練習するときは、まず発音の確認をしましょう。
今はネットで「日曜日 英単語」などと検索すれば、単語の綴りはもちろん発音も確認できます。
発音の確認をする時に意識してほしいのは、「フォニックス」です。
フォニックスをしっかり理解しているかどうかで、英単語力は格段に変わると思います。
初めて見る英単語でも、フォニックスを理解していれば文字を見てどう発音するのかが分かります。
そうすると、英単語を覚える時に単語の正しい音と綴りを一致させながら練習することが出来て覚えやすくなります。
書いて練習するなら3回まで
冒頭にも書きましたが、一つの単語を10回も20回も練習するのは効率が悪く、あまりおすすめできません。
「書いて練習できるのは3回まで。」など自分ルールを設定したほうが集中力が増し、やっていくうちに工夫が生まれ3回で覚えられるようになります。
単語カードを作る時の注意点
定期テスト前に英単語カードを作って勉強する生徒を見ますが、あまりおすすめしません。
なぜなら、単語カードを作ることが目的になってしまっているからです。
作って満足してしまったり疲れ切ってしまったりして、結局は使わずじまいなんてことがザラにあります。
単語カードを作るならテスト直前ではなく、普段の学習の中で少しずつ作っていきましょう。
ワークや問題集を解いている時に分からなかった英単語・英熟語だけを単語カードにメモしてストックしていくと、負担が少なく疲れることはありません。
長文読解の中で発音や意味が分からなかった英単語は、長文の中にチェックを入れておき、後で単語カードに書いていけば良いでしょう。
そうやってストックしていったカードをリングに通して、何気ない時間の中で確認する回数を増やしていくと、効率よく英単語を覚えていくことが出来ます。
覚えた単語のカードは外してしまって大丈夫です。
どんどんカードの入れ替えを行い、たくさんの英単語を覚えていってください。
最後に
今は学校でも塾でも文法中心の学習だと思いますが、いずれは長文読解の勉強をメインですることになります。
その時に英単語力(語彙力)がないと話になりません。
今からコツコツと英単語力を身につけていってくださいね。
藤沢市辻堂の湘南高校受験専門塾 育秀会
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