入試直前でも理科と社会は伸ばせる
これまでの模試で、後10点が伸ばせなくて悩んでいる受験生は、多いと思います。
基礎知識はあるはずなのに、入試問題や模試の問題になると解けない、正解できないと悩んでいる受験生は多いと思います。
そうすると「もう一度基礎に戻ってテキストを勉強し直す。」という発想になると思いますが、それではやはり解けるようにはなりません。
これまで使ってきたテキストはあくまで基礎問題レベルです。
「基礎知識はあるはず。」と思っていて、実際にテキスト問題を解けている状態であれば、やはり過去問を深掘りする勉強をしていきましょう。
過去問を解いていく中で改めて知識の確認をする時に、これまで使ってきたテキストを「辞書代わり」に使うのです。テキストの問題を解く必要はありません。
基礎学力ありきの話にはなりますが、多少暗記が苦手でもキャパを超えない量なら暗記できるなら得点アップは可能です。
地理は一問に絞って勉強する
問1は世界地理、問2は日本地理です。
この分野は、例えば問1すべての問題を通して勉強するよりも、解けない問題に絞ってその一問を練習することをおすすめします。
「時差の問題」「雨温図の問題」「資料の割合計算」「地形図の読み取り」などパターン化されている問題については、パターン学習の方が効率が良いと言えます。
時差や資料の割合計算は近年問題傾向が変わりましたが、だからといって解けなくなるほど難しいものではありません。
しかし、そこが苦手なんだと言う人もいると思いますので下にまとめてみます。
時差の問題の勉強法
時差問題が苦手な人は、書かれている情報を書き出して整理していきましょう。
方程式の個数や人数の文章問題を学習した時に、表にまとめて整理しませんでしたか?
それと同じ要領です。表を作らずとも、箇条書きにするだけでずいぶん違います。
ここで問われているのは情報整理力です。
解く過程を大切にして、落ち着いて解くように心がけましょう。
資料の割合計算の勉強法
以前は割合計算の後に、白地図に模様を書き込む問題がありましたが、近年傾向が変わってきました。
計算をしたら、文章を読んで正誤判断する問題が出題されています。
計算力と文章読解力が問われています。
落ち着いて計算し、丁寧に読んで整合性を確認して下さい。
選択肢単位ではなく、選択肢の文章中の単語単位であっている部分と間違っている部分に◯✕のチェックを入れながら読んでいくと良いでしょう。
地形図の問題
地図記号を覚えていない状態であれば、その地図の中で目につく地図記号の名前をすべて確認する癖をつけましょう。それを年度ごとに毎回行えば、9割以上の地図記号は覚えられるはずです。
まとめ
地理は数学の要素が多い分野ですが、計算自体は小学生でもできる足し算・引き算・掛け算・割り算です。
情報を整理し正しく計算することを心がけましょう。
藤沢市辻堂の塾 育秀会
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