5教科で72点上昇
定期テストの結果が返却され、生徒から報告がありました。
5教科全てで得点が上がり、総合で72点上昇。
国語 66⇨71
数学 49⇨68
英語 55⇨82
理科 74⇨84
社会 65⇨76
合計 309⇨381
入塾してから黙々と勉強に取り組み続けた結果です。
授業では「テストが楽しみ!」と思えるぐらいに勉強しなさいと話しています。
生徒たちはテストは評価されるものと捉えていますが、本来は自分の実力を試すためのものです。
本気で勉強したからこそ挑む気持ちが芽生えて来るものです。
その感覚がない生徒は、まだまだ本気になれていない証拠です。
今回のテスト結果報告の後、「今回のテストは勉強の楽しさが少しだけわかったような気がします。なので、この感覚を忘れずに次のテストも頑張りたいと思います。」とコメントをもらいました。
定期テストで点数を上げる方法
インプットとアウトプット
テストでなかなか得点が伸びないという生徒に足りないのは、アウトプットです。
ほとんどの生徒がやっているテスト対策は、インプット。知識を入れる作業が中心です。
学校ワークを解いたりテキスト学習を進めたりすることがこれに当たります。
インプットした知識を紙に書き出す訓練をすること、本番前に自分でテストをしてみることがアウトプットです。
ほとんどの生徒が本番前に自分でテストをすることが足りない気がします。
自分ではテキストを何周も解いたし覚えているはずと思っていても、本番ではなかなか出てこないことがあります。
また、人間はミスする生き物ですから、自分がミスするポイントを知っておくことは非常に重要です。
しかし、自分でテストをしてみないとそのミスするポイントは見えてきません。
本番で見直しはするもののテストが返却されると10点分ぐらいのミスで点数を落としていることがある生徒は、自分のチェックポイントがわかっていないのです。
・知識を引き出す訓練
・ミスするポイントを知る
テスト対策ではこの2点を意識して取り組むと良いでしょう。
大事なのはタイミング
インプットとアウトプットの勉強比率を、どのタイミングで切り替えたら良いのかを表にしてみました。
2週間のテスト対策期間の中で、三段階に分けて勉強比率を変えていきます。
残日 | インプット | アウトプット |
10〜14日間 | 7割 | 3割 |
5〜9日間 | 4割 | 6割 |
1〜4日間 |
1割 (2割) |
9割 (8割) |
だいたいこのぐらいの目安で、インプットとアウトプットのバランスをとって学習を進めていくと、成果が出ます。
ただ、これは全教科をバランスよく学習することを前提に記した比率です。
例えば、最初の4日間で得意な教科である数学と覚えるべきことが多い社会を短期集中で仕上げてしまい、他の科目を残りの期間で仕上げていくのも効率よく進める方法の一つです。
どちらにせよ、テスト直前にアウトプットの機会をどれだけ持てるかが大事。
だからこそ、学習計画をしっかり立てられるようになることと、計画通りに遂行する習慣を身につけられるようになることが大事なのです。
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